雨ノ森メロウ

『リトル・フォレスト』のあらすじ&意味&いち子の家(ネタバレなし)

橋本愛さん主演の映画、『リトル・フォレスト』。

原作&映画ともに熱烈なファンを持つこの映画ですが。

実際の人気としては「漫画<映画」という感じですね。

 

とにかく世界観がすごい。

映像が綺麗。

料理がたまらん。

 

今回は映画『リトルフォレスト』について、「リトルフォレスト」というタイトルの意味、そしていち子の家についてを中心にご紹介したいと思います。

『夏』『秋』『冬』『春』の四部構成

この映画は本来は四部作になっていて、『夏』→『秋』→『冬』→『春』の順番で構成されています。

最後に『春』で終わるというのがいいですね。

一本は1時間ぐらいのボリュームなので、Amazon Prime Videoでは

  1. 夏/秋
  2. 冬/春

の2部に分けられているようです。

 


リトルフォレスト夏/秋

リトルフォレスト冬/春

あらすじ

”小森”は東北のとある村の中の小さな集落。

いち子は一度都会に出たけれど、自分の居所をみつけることができず、ここに帰ってきた。

近くにスーパーやコンビニもない小森の生活は自給自足に近い暮らし。

稲を育て、畑仕事をし、周りの野山で採った季節の食材から、毎日の食事をつくる。

夏は畑でとれたトマトを使ったパスタや麹から作った米サワー、秋には山で採ったくるみの炊き込みごはん、栗の渋皮煮、冬は温かいひっつみや小豆を入れて焼いたマフィン、春はふきのとうを使ったばっけ味噌、春キャベツのかき揚げ。

四季折々に様々の恵みを与える一方で、厳しさも見せる東北の大自然。

時に立ち入りながら、自分と向き合う日々の中で、いち子は美味しいものをもりもり食べて明日へ踏み出す元気を充電していく・・・。

(C)「リトル・フォレスト」製作委員会

生まれた頃から東北の小さな村、リトル・フォレストという名前の通り、「小森」という集落に住む20代の女の子「いち子」が、いろんな葛藤をしながら食物を作り、料理して食べて、毎日を生き抜いていくお話です。

映画の見所は小森の自然の素晴らしさと厳しさ、自然の恩恵から得られる素敵な料理です。

眠れない夜に見るとお腹がすくかもしれません。

季節季節に実る野菜や木の実、果物を使って作るジャムやパンがとても美味しいそうです。

 

田舎暮らしを計画している方が見ると、地方移住への意欲が湧くと思います。

夏の暑さ、冬の寒さと戦いながら、植物と自分の生き方を重ね合わせて強く生き抜いていくいち子の姿に目を奪われます。

 

昨今は自然災害が多く、どの地域もライフラインがいつ止まってもおかしくないような状態です。

そんな今だからこそ、自然の恵みの大切さについて考えるきっかけを持つことのできる、素晴らしい映画です。

「リトルフォレスト」の意味

リトルフォレスト=小さな森。

一見、スッキリしたタイトルですが、映画を見るとどちらかというと「ビッグフォレスト」のような気もしてきます。

自然の描写がとにかくダイナミックだからです。

なぜ「リトルフォレスト」なのでしょうか?

「リトルフォレスト」の意味は?

 

実は、この映画の舞台は「小森」という村なのですが、

「小森」を英語で直訳すると「リトルフォレスト」になります。

 

な~んだ、そんなことか。

 

って思うかもしれませんね。

でも、じっくりと映画を見てると「リトルフォレスト」にはもう一つの意味があるような気がしてくるんです。

それは「こういう意味だよ」って一言で説明が難しいような微妙な感覚です。

 

この映画は、単なる「小森」の直訳ではない、「リトルフォレスト」の本当の意味を伝えるための映画のような気がします。

リトルフォレスト夏/秋

リトルフォレスト冬/春

こんな人におすすめ

    • 頭が疲れたのでストーリーが難しくない物語が見たい
    • 自然に癒されたい
    • 田舎暮らしを考えている
    • 食べることが好き
    • 可愛い女の子が主人公の映画が好き

この映画は、爆発シーンとかバトルシーンも無ければ、お涙頂戴シーンもありません。

淡々と流れるスローライフの描写に癒やされます。

ちなみにジャンルは「空気系」だそうです。

いち子の家は実在する

映画の舞台は岩手県の山奥。

映画に登場したいち子の家は、セットではなく実在するらしく、映画のファンが「聖地巡礼」で訪れているらしいです。

ロケ地は岩手県奥州市の衣川というところ

都会生活に疲れた人は、いち子の家に憧れている人も多いのではないでしょうか?

映画のロケ地は岩手県奥州市の衣川というところだそうです。

 

詳しい行き方などは、先ほどの「いち子の家巡礼ブログ」をチェックしてみてください。

地図はこちら。

小森じゃなく、大森ですね。

やっぱりビッグフォレスト!?

 

主なロケ地となった衣川ふるさと自然塾では『リトルフォレストコーナー』が設けられているそうですよ。

あなたもぜひ一度訪れてみてください。

リトルフォレスト夏/秋

リトルフォレスト冬/春

宮内優里さんの音楽が素晴らしい

映画の中には音楽とマッチしたアプローチがあり、見ていてウキウキします。

特に料理を作るシーンでは、物理音が音楽的なリズムを形成し、料理を作る事の楽しさを明確に表現しています。

この映画の音楽を作ったのは、エレクトロニカ系の音楽家であり、ギタリストの宮内優里さんです。

宮内優里さんのオフィシャルサイト

原作もいいよ

原作は五十嵐大介さん原作の漫画『リトル・フォレスト』です。

漫画を読むと、この映画は原作にとても忠実です。

ただ、主人公の女の子のイメージが全然違うので、違った雰囲気を楽しむことが出来ます。

漫画版の主人公は映画よりもずっとおぼこい感じです。

リトル・フォレスト(漫画)

五十嵐大介(著)

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雨ノ森メロウ

大和の魔女。神職。鎮守の森や湧き水、温泉、季節の花々や野草を愛し、織姫や神話の女神、卑弥呼をはじめとする巫女を目標に活動しています。タロット占いの鑑定を無期限で停止中です。@amellowmori