かずひさ

ヴァニティのリマスターCD(きょうレコード)は阿木譲の許可なく勝手にリリースしたもの!?

音楽評論家の阿木譲がプロデュースしていた、幻のレーベル、ヴァニティレコードのデジタル・リマスターCDがKYOU RECORDS(きょうレコード)よりリリースされます。

なんと複数のCDを含んだボックスセットを3タイトル同時リリース。

この作品はヴァニティレコードのベスト・アルバムであるだけでなく、ジャケットデザインとパッケージデザインにこだわった、コレクション性の高い一品です。

①V.A「MUSIC」 remodel 03 CD-BOX(2枚組)

②V.A「VANITY TAPES」 remodel 04 CD-BOX(6枚組)

③V.A「VANITY BOX-Vanity Records /music is up and down」 remodel 05 CD-BOX(10枚組)

しかし、本人は喜んでいないだろう

なぜなら本作は、阿木譲氏の死後、KYOU RECORDS(きょうレコード)が本人の許可なく勝手にリリースしたものだからです。

2011年当時、私は音楽評論家の阿木譲氏と関わっていたので知っています。

KYOU RECORDS(きょうレコード)のオーナーをしている男性Nと揉めて、ヴァニティーレコーズのリマスター盤がお蔵入りになったのを。

 

阿木譲氏を知るものであれば、「またか」という感想を抱くかもしれません。

しかし、「本人が嫌がっていた」という事実を無視することはできません。

在庫を抱えているのかどうか知りませんし、権利関係がどうなっているか、詳しくはしりませんが、

本人が嫌がっていたものを勝手にリリースするのは罰当たりにも程があると思いませんか?

 

阿木さんはこだわりが強い人でした。

しかし、それは芸術家なら誰しもそうで、自分の分身となる自分の作品に全身全霊を注ぎ込み、納得がいくまでブラッシュアップするのは当然です。

どんなに時間をかけた作品でも、最終的に気に入らなければボツのするなんてのは日常茶飯事です。

死者をはずかしめる行為

「こんな作品、世に出せない」

本人がそう思っていたボツ作品を本人の死後、勝手に出すということは、死者をはずかしめる事に等しい行為です。

同じ日本人として、いや、同じ人間として理解できません。

 

というか、霊魂感が無いんでしょうね。

そういう人はおそらく、来る地球のアセンション時には木星に転生して、原始時代の微生物からやり直し。

再び45億年、輪廻転生を繰り返しながら、苦しみ、悩み、そして成長してゆく。

私は彼が菩薩になれる日を天界から見守りたいと思います。

まあ、50億年後ぐらいでしょうけど。

やっぱオリジナルのヴァイナル盤でしょ

阿木さんは生前、ファンがネットオークションや、中古レコード屋で、ヴァニティレコードのレア盤を数万円で買ったという話を聞いて、面白がっておられました。

本人がヴァニティ作品をブリコラージュ(DJ)しているのを聞いたことがありますが、30年前の作品とはとうてい思えない完成度でした。

音、デザイン、すべてが群を抜いていました。

 

写真では伝わりづらいかもしれませんが、ホンモノのヴァニティ作品と対峙した時のビリビリとシビれる感覚はすごいですよ。

ボクだったら、ボックスCDに数千円つぎ込むならヴァイナルコンプ目指すかなあ…

阿木譲氏が30年前の作品を好んでリリースするわけがない

だいたい、あの阿木さんが、30年前の作品を?

しかも本人があまり好きじゃないCDというフォーマットで好んでリリースすると思いますか?

「ボクは一度作ったものは興味がない」

と言っていたのに。

 

頼まれたからに決まってるじゃないですか。

阿木さんは優しいから、乗らなくてもいい話に乗ってあげた。

一度は太鼓判を押し、プレスし終えた。

でも結局パッションが尽きてやっぱやめた。

それだけの事です。

内容そのものはとても良いが…

当時、私は週一ぐらいで阿木さんに会っていたので、本作は製作中に見せてもらったことがあります。

めっちゃ良い作品ですよ。

内容そのものは、ヴァニティですから。

阿木さんの霊気のこもった素晴らしい芸術作品です。

2011年当時の阿木さんは満足していた事でしょう。

 

ただ、その後のedition nordでの仕事を見る限り、かなり見劣りしますね。

まあ、組んだ相手が、本人の死後に勝手にリリースするような感覚の人ですから。

阿木さんもだいぶ足を引っ張られながら苦心された事と思います。

しかも阿木さんは「きょうレコード」を批判していた

そりゃそうですよね。

きょうレコードのリリースカタログを見ればわかると思いますが、???って感じです。

なんか、何がしたいんか良くわからんレーベルという感じです。

阿木さんはそんな中に自分の名前がポンと落とし込まれる事を、誰よりも嫌っていた人ですから。

阿木さんがオッケーするわけないんですよね。

なのに、なんか、いろいろ世の中を上手いこと言いくるめようとしてる。

 

ちなみに作家の死後、レコード会社が勝手に音源出すのは生前から、アーティストとレコード会社の信頼関係があったからです。

阿木さんときょうレコードの場合、信頼関係全く無いですからね。

阿木さんが2011年にリリースを予定していたのは自身のレーベルから

そもそも阿木さんがヴァニティのリマスター盤のリリースを予定していたのは、自分がプロデュースする「remodel」というレーベルからでした。

決してきょうレコードじゃありませんよ。

阿木さん本人がデザインも手がけ、テキストを執筆するというレーベルです。

そのレーベル「remodel」の出資をしていたのが今のきょうレコードのオーナーのN氏でした。

残念ながら、2~3枚のレコードをリリースしただけで、そのプロジェクトは終わりました。

その終わった原因が、今回のヴァニティの再発CDです。

2011年に予定していたが、結局最後の最後でおじゃんに。

阿木さんは新しいことがしたかったのに、結局、N氏がヴァニティという過去の遺物にお熱だったので、人間関係も含めて破綻したということです。

この作品が世に出ること自体は素晴らしいこと

勘違いしないでいただきたいのは、この作品自体は素晴らしいです。

この作品はデザイン含めて阿木さんの渾身の作品なので、この作品が世に出ること自体は素晴らしいことです。

ヴァニティがいろいろな人の手元に届く。

夢のようじゃありませんか。

ただ、出版元がアレっていう話

ただ、出版元がアレなんで。

だってそうでしょ?

出版元大事ですよ。

作品さえ良ければ、どこから出しても良いんだったら、極端な話、ダイソーからでも良いってことでしょ?

ダイソーのCDコーナーに置いていてもいいってことでしょ?

出版元が阿木さん自信のレーベル(remodelや0g)名義なら最高だと思う

出版元が阿木さん自信のレーベル(remodelや0g)名義なら最高だと思うんですがね。

ぼくだったら、阿木さんの近しい人に在庫も権利も全部譲り渡して、売り上げは全部寄付するかなあ。

阿木さんの弔いのために。

なんか、きょうレコード信者からDM来たんだが…

追記です。

この記事を書いて、Twitterで「おかしいよね」ってつぶやいたりしていたら、きょうレコード信者からDM来ました。

「すごい、信者いるのか!」と思ったら、その信者さんはきょうレコードからリリースしているアーティストのRさんでした。

彼の主張は「金を出したのはN氏だから、本人が嫌がってようがリリースしていいんだ!」という主張です。

その割りに、「アーティストの確認が取れていなかったから、リリースが遅れた」という矛盾だらけの主張をしています。

さらに理屈でいえば、阿木さんはremodelからのリリースを前提に契約したのであって、きょうレコードからのリリースは考えていなかったので、アウトだと思うんですが。

 

Rさんも、すごくいい作品つくるアーティストなのに変な教祖に騙されて残念。

きょうレコードの信者になってしまったばかりに、死後、こんな感じのイメージでベスト盤だされるんでしょうね。

まあ、きょうレコードが出資者だから仕方ないですよね。

本当に阿木さんをリスペクトしてるなら、生前にとことんやりあっておけよ

死んでから好き勝手やるって、人間の器が小さいですね。

ちなみに僕も阿木さんとは何度も喧嘩しましたよ。

僕はもともと音楽の才能はあんまり無いんですが、意見を飛ばしあいながら、結局その緊張感から、感覚は研ぎ澄まされていきましたね。

例えば、edition nordの作品に提供したこちらの音源とか、阿木さんと関わらなければ出来なかった作品です。

生前に「この作品は俺が金を出したんだから、どうしようと俺の勝手だ!」といって、リリースしてたら閻魔大王からみても「普通の喧嘩」で済んだのでしょうが。

死んでから墓穴をあばく行為は閻魔大王から見たら、お咎めの対象でしょうね。

阿木譲氏の弔いのために

先程、KYOU RECORDSのツィートを見た瞬間、ざわざわした感覚に襲われました。

死者を冒涜する行為のように思えてなりませんでした。

本人は幽界でとても悔しい思いでおられると思います。

その思念が下界にいる私に伝わり、この記事を書かしめました。

 

この記事は阿木さんの名誉と弔いのために書きました。

阿木さんの事については、いつか記事を書きたいと思っていたのですが。

このような内容になってしまい、私も残念です。

かずひさ

かずひさ

宗教家。 代々神主の家系に生まれ、とある神社の神主として神に仕えている。 また、高野山真言宗にて得度した行者でもある。 10代の頃から霊聴を聴くようになる。 2016年、自己流でのチャクラ修行に失敗し、その報いとしてバセドウ病を患い、発見された時は末期で死の寸前だった。 何がダメだったのかを自分なりに反省し、気を取り直して修行を再開。 2016年11月、止観瞑想の末、身体の浮遊を体感、赤い曼荼羅を見る。 2017年4月大日如来の教えに導かれて悟りを開き、「空」の意味を理解する。 それは単に「無」の意味ではない事がわかった。 また、私が開いた悟りは仏の悟りのほんの第一段階に過ぎない事も理解している。