かずひさ

万年暦(まんねんれき) – おすすめの本をご紹介

万年暦は東洋占術には欠かせない必須アイテムです。

四柱推命、断易、紫微斗数、気学など…

暦は東洋のカレンダー

暦(こよみ)はいわば、東洋のカレンダーです。

東洋の時間概念は複雑です。

例えば、2019年2月11日には次のような情報が含まれています。

  • 旧暦:1月7日
  • 曜日:月曜日
  • 干支:己卯
  • 九星:四緑
  • 六曜:先勝
  • 二十八宿:張
  • 十二直:除
  • 記念日:建国記念日

西洋だと「曜日」と「記念日」ぐらいですが、日本だと、上記のような様々な情報が付帯します。

そもそも、2019年自体、元号は平成31年だし、皇紀は2679年と、三つの数え方があります。

そういうややこしいのを一箇所にまとめたのが暦です。

神社や書店でこんな感じの表紙の冊子を見たことがある方も多いのではないでしょうか?

 

こちらは一般家庭用の暦で、その年の暦が詳細に記されています。

ただし、この暦は平成31年の暦なら、平成31年内の情報しか載っていません。

 

ですから、例えば、自分が生まれた日はどんな日だったのかを検索する事ができません。

したがって、四柱推命などで、誕生日の情報が欲しい場合には向きません。

万年暦は占い専用の暦

占いにおいては誕生日の情報を知ることが重要になります。

普通の暦にはその年の情報しか載っておらず、誕生日の情報を知ることはできません。

四柱推命などで、誕生日の干支の情報が欲しい場合は、万年暦を使います。

 

万年暦は数十年分の暦を一冊にまとめたものです。

例えば筆者がいつも使っている万年暦には1912年~2048年までの情報が載っています。

 

ただし、万年暦には「大安」「仏滅」などの六曜や、「月」「火」「水」の曜日などは記されていません。(本にもよりますが)

東洋占術で使用するのは主に「干支」です。

万年暦は「干支」を中心に構成されています。

 

したがって、「万年暦」は一般家庭で使用するには向きませんのでご注意ください。

 

これは筆者の経験ですが、「来年の何月何日って何曜日ですか?」って聞かれて、「待ってなさい!そんな時はこれを使うんですよ!」と意気込んで万年暦を取り出したはいいが、結局わからんかった…

というエピソードがあります。

「万年暦」は今日が何曜日かもわかりませんので、カレンダーとして使うには全く不向きです。

筆者が使用しているのは東洋書院の万年暦

なぜこれを使っているのかというと、特に理由はありません。

四柱推命を始めたばかりの時、たまたま書店で置いてあったので買いました。

この万年暦の良いところ

  • カバーが皮風でしっかりしていて丈夫
  • いかにも占い道具という感じ
  • 基本的な情報が充実している

コストパフォーマンスのわりに、情報が充実していてとても使いやすいです。

見た目が良いのも特徴です。

装丁が皮っぽいビニールで、いかにも実用書っぽいのがいいです。

私は毎日、カバンの中にいれて持ち歩いていますが、ぜんぜん大丈夫ですね。

この万年暦の悪いところ

  • 巻末の活用表が間違いだらけ
  • 新暦が見づらい
  • 土用入りが書いていない

新暦との対応が見づらいのは良いとして。

土用の情報が無いのがネックですね。

筆者は国立天文台の暦を見ながら自分で書き込んでいます。

まあ、カバーできる範囲内なのでいいですが。

 

あと、巻末に、神殺表とか十二運の表など活用表が付いています。

しかしこれ、間違いだらけなので、初心者の方は絶対に使わないほうがいいです。

断易の納甲表とか特に間違いだらけですね。

納甲は基本的に覚えましょう。

精解 吉象万年暦

東洋書院

太元社の万年暦は風水やる人にはオススメ

現行の万年暦は選択肢が限られてきますが、誰もが気になるのがこの万年暦でしょう。

太元社といえば、本格派として、占術書業界に特殊な地歩を築いています。

この本は付録の活用表の内容が充実しています。

特に、風水をメインにしている人は、東洋書院の万年暦よりも、断然こちらでしょう。

ただ、こちらの万年暦は装丁が普通の本です。

そのまま現場で使うとすぐアウトでしょうね。

サイズの合うブックカバーを探す必要があります。

あと、分厚いので、毎日持ち歩くのには不向きです。

風水・擇日 万年暦―1924~2064

山道 帰一 (著)

万年暦アプリは全然だめ

もう、いまどきアプリで十分でしょ?

いえいえ、そんなことはありません。

最近ではスマホ・タブレットのアプリもいっぱいありますが。

でもアプリって全然ダメなんですよね…

僕が古い人間というわけではありません。

暦の世界って、直感的、感覚的な部分があって、本をパラパラ眺めながら、「!?そうか!」って気付くことって、めちゃくちゃ多いです。

これは、長年の占い師の方なら同意してくれることと思いますが、アプリだとそれがないんですよね。

アプリやソフトを使うと時間をダイナミックに捉えるセンスが身に付かない

なぜかというと、アプリの場合、最初に年月日を入力して、その入力した日だけの情報が出てくるんです。

でも時間というものは連続的なので、その日が一年のどのポイントに位置しているか大事なのです。

例えば、四柱推命では季節の概念が身についているかどうかで、鑑定に大きな差が出ます。

でも、アプリで数字を入力して出てきた命式を眺めているだけでは、季節の概念が全く身につきません。

本のページをパラパラめくりながら、全体を俯瞰するという習慣を何年もして始めて、ダイナミックな時間概念が身につきます。

それが無い点において、アプリはダメなんですよね。

電子書籍はアリ

電子書籍はアリかもしれません。

Kindleでもパラパラめくりながら、俯瞰的に見れますから。

九星気学・干支九星術・各種占術のための万年こよみ: シンプル版 165年分掲載 1911~2075年

大石憲旺 (著)

例えば、こちらの万年暦はKindleで見れます。

Kindle Unlimitedに入っていれば無料で使用することができます。

お手持ちのスマホ・タブレットに入れておいて損はありません。

こんな感じです。

やはりメインとしては、少々扱いづらいですが。

いざという時、あると便利です。

四柱推命の教科書

完全独習可能なテキストとして、続きは絶賛執筆中です。

四柱推命の必須本

かずひさ

かずひさ

宗教家。 代々神主の家系に生まれ、とある神社の神主として神に仕えている。 また、高野山真言宗にて得度した行者でもある。 10代の頃から霊聴を聴くようになる。 2016年、自己流でのチャクラ修行に失敗し、その報いとしてバセドウ病を患い、発見された時は末期で死の寸前だった。 何がダメだったのかを自分なりに反省し、気を取り直して修行を再開。 2016年11月、止観瞑想の末、身体の浮遊を体感、赤い曼荼羅を見る。 2017年4月大日如来の教えに導かれて悟りを開き、「空」の意味を理解する。 それは単に「無」の意味ではない事がわかった。 また、私が開いた悟りは仏の悟りのほんの第一段階に過ぎない事も理解している。